七左七丁目自治会では現在子供会が休止状態となってしまい、地域の子供達が気
楽に集まり交流できる場が失われてしまいました。これまで子供会では、地域の子
供同士が様々なイベントの中でコミュニケーションを取り、地域愛が持てる人材の
育成と、地域の活動に連携を取り協力し合える関係を作ってまいりました。また地
域全体で子供を持つ世帯を把握することにより、防災や防犯にも役立つためとても
重要な役割を担っていました。
しかし、これまで子供会の運営は小学生の子供を持つ親たちが役員となり、様々
な負担をしてもらうことで活動を維持することができましたが、共働きの家庭が多
い時勢では以前のような運営方法では活動を維持していくことが困難となってしま
いました。特に役員になると負担は増加してしまい、親の都合で子供会を脱会した
り加入しない子供達も増えてしまいました。更に会員数が減少しすることで、特定
の保護者への負担が増大してしまい、結果的には子供会を運営できる人がいなくな
り休止状態へと追いやられてしまいました。
子供会が消滅してしまうという事は、地域にどのような子供がいるのかを把握で
きなくなり、住民同士のコミュニケーション不足を招き、更には次世代の自治会離
れも進み、これまで築き上げた安全で便利な町を崩壊していく悪循環のスパイラル
に陥っていく可能性を孕んでいます。また本来子供達のためにあった子供会を大人
の都合で廃止してしまうというのは本末転倒であります。
2012年、このような状況に危惧した若い世代の人々が集まり世代間交流会を発
足し活動をスタートさせました。負担と重要性といった相反する状況の中、特定の
人が負担をするのではなく、組織全体で無理なく意味のある時代に合った活動を模
索・研究し、ザリガニ釣りや伝承遊びといったいくつかのイベントを開催して参り
ました。まだまだ改良の余地はありますが、多くの人々が集まりコミュニケーショ
ンが生まれ、わずかながら地域の輪が広がってきた感触を得ました。
本活動は子供会を代用する形で発足しましたが、この活動を通じて子供会の必要
性や現代に合った運営方法など多角的にディスカッションし、将来に繋がる活動へ
と発展していくことを期待して継続していきます。
6月3日土曜日に越谷市自治会連合会定期総会が開催され、世代間交流会をはじめ様々な活動の様子をホームページやフェイスブックを活用し市内外に発信するなどが高く評価され
七左町七丁目第二自治会が団体表彰されました!
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